2つの顔を持つサロン
オーナーインタビュー
2024.12.27
美容室兼用住宅のオーナーインタビュー
Q: 設計を依頼したきっかけは何ですか?
A: 主に3つ理由がありました:
1. 設計者との年齢が近く、美的センスが合うと感じたこと
2. 設計者の以前の作品の段差のあるフロアデザインに惹かれたこと
3. 普通の住宅に店舗が併設されているような外観ではなく、独特の外観を希望した
設計者の以前の作品を見学した際、段差のあるフロアデザインに強く惹かれました。「すげえな、いいな」と率直に思い、その時点で依頼を決意しました。
Q: 店舗設計で最もこだわった点は何ですか?
A: 空間ごとに異なる雰囲気を作り、空間の変化を演出ことにこだわりました。
具体的には:
– シャンプー台には独自の世界観
– 女性専用のカットスペース
– メンズ専用のバーバースタイルのスペース
これにより、お客様に飽きさせない空間を提供し、各エリアで異なる体験ができるようにしました。
Q: メンズ専用スペースについて特別な意図はありましたか?
A: いくつかの重要な意図がありました:
1. 男性客が女性客を気にせずリラックスできる空間の提供
2. 女性客も隣に男性がいない環境で施術を受けられる配慮
3. 子供の男の子に「大人になったらこの部屋で切れる」という憧れを持たせる
4. VIPルームのような特別感の演出
実際に親子連れのお客様から「なぜお父さんだけあっちの部屋なの?」という質問があり、「大人になったらこっちで切れるよ」と答えたところ、子供たちが将来の楽しみを感じる効果が生まれています。
Q: お客様の反応はいかがですか?
A: 非常に良い反応です。特に、建物の外観が何の店か分からないことで興味を引いています。これにより、お客様自身が調べて来店するきっかけになっています。看板がないことで逆に話題を呼び、口コミにもつながっています。
Q: コロナ禍での営業はどうでしたか?
A: おかげさまで、オープンしてから売上が右肩上がりです。客数は変わらないものの、顧客単価が上がっていることが要因です。
新しいメニューやサービスの導入、店内の装飾や配置の変更など、常に新しい提案を行っていることが功を奏しています。
女性専用の空間、男性専用の空間、ネイルの施術をする空間というようにあえて店内の使い方を区切ったこともソーシャルディスタンスとなり、お客様に安心していただいたことも大きいですね。
Q: 住宅部分で特に評価している点はありますか?
- 2階に上がれば全ての生活スペースがあり、平屋感覚で暮らせる
- トイレやお風呂など、必要な設備が全て2階にまとまっている
- コンパクトながら使い勝手の良い空間設計
Q: 住宅部分の広さについて不満はありますか?
特に不満は感じていません。コンパクトな空間ですが、使い勝手は悪くないですよ。
N.conceptの強み
N.conceptでは住宅と美容室の設計経験が豊富なため、双方に無駄がなく効率的な設計提案ができるのが強みです。
店舗兼用住宅は、金利の安い住宅ローンや税法的にもメリットが沢山あります。
これから美容室も家もどちらも欲しいという方はお気軽にご相談ください。